CUSTOM

2007-09-02

3

hidemo designer wakakoです。 以前からチマチマお伝えしてます、ヒデモ珠玉のカスタムバイク…。“MOD CHOPPER 3rd”の進行状況です。 工場の二階、ストック場から一階の作業場に降りて早1週間…。うわぁ、こんなに進んでる?? ビルダーHIDE渾身のオリジナル製作リアフェンダー装着手法をレポートしていきましょう。

070901mod01

みなさまはご存知かしら? カスタムビルダーの腕の見せ所って取付け手法だと言うコトを。 パーツ毎の造形性よりも「装着箇所は美しく、脱着性や強度も考慮して」が必須。安全性や機能性はパッと見のカッコ良さより重要ですからね。 注目を浴びる外装部分と比較すれば、はっきりいって裏方の地味な作業…。 しかしヒデモは裏や地味や日陰が好きな習性があるので全く苦になりません。 というわけでフレーム補強パイプ、パイプ埋め込みようブラケット、フェンダー用ブラケット、ボルト、をオリジナル製作。

070901mod02

フレーム補強用パイプにフェンダーマウント用のブラケットを埋め込みます。 フェンダー取付け後に取付けボルトが見えるのってカッコ悪い…というコトで見えなくするため、あらかじめパイプに埋め込むブラケットに加工を施します。 パイプにブラケットがピッタリ埋め込めるようフライス盤で同サイズの長穴を空けてから、ブラケットを溶接。 一見、普通のフレームに見えるんだけど、インロー加工(印籠式、甲と乙がピッタリサイズの加工法)を施したので取付けボルトが見えないのです、イイね。

070901mod03

フェンダーマウントもクールでしょ? 見た目もイイし、脱着性もイイし、強度もイイし…、たいへん上手に出来ました。 でも、ココってシートで隠れる予定の箇所だから本当に見えないカモ…(笑) シート外してもカッコいい、それが”MOD CHOPPER 3rd”です。