CUSTOM

2009-11-08

!!GUN KOTE 2

昨日のつづき。
一晩シンナーに漬け込んだ結果から見ていきましょ。

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アルキド系焼付塗料(写真左)は徐々に浸透したシンナーにより角から侵されました。
ガンコート(写真右)は反応なし。
耐薬品性に対してはシミの一つも付かない最高の結果になりました。

次は放熱性を見てみます。
この塗料の最大の売り放熱性。なぜ熱を逃がす効果があるのかは
解りませんが実験開始です。

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水を入れて沸騰させます。

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沸騰したところで双方を5分置きに温度測定。
沸騰直後~20分(計4回)
写真左側-アルキド系焼付塗料115℃・97℃・85℃・74℃
写真右側-ガンコート117℃・95℃・83℃・71℃
開始直後のガンコートは2℃高め。放熱性があるから?
5分後・・・放熱性の結果が出てきました。たかが2℃されど2℃。
高温に晒されるエンジンには良いんじゃないでしょうか。

最後は衝撃を与えてさようならです。

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アルキド系焼付塗料・打撃部分は欠けなかったけど角がめくれてます。

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ガンコート・無傷

結果いかがでしたでしょうか。すごくないですか?
今年に入ってからエンジン塗装にはしてましたが、改めてガンコートの威力を実感しました。焼付塗装専用窯などで170度+1時間以上の焼付けが絶対条件なので、一般的には簡単に塗れる物ではありません。けどそれ以上の効果は発揮出来るでしょう。