サイドバルブのエンジン考察

hidemo designer wakakoです。 以前からブログでネタになっているサイドバルブ、1941WL。ヒデモ内で今もなおバラバラになっています。 今や骨董品? な、コチラのエンジン。ご存知でしょうが吸排気バルブがピストンと並んだ場所に配置されている、遠い昔のバルブ駆動方式です。 プッシュロッドの役割がなくてカムシャフトが直接バルブを動かすシンプルな造り。シンプルがゆえに丈夫がウリなんです。 それじゃ、いわゆるハーレーのエンジン、オーバーヘッドバルブとどう違うの?? というわけで見比べてみましょう。
左からピニオンシャフト、クランクピン、スプロケットシャフト(上がビッグツイン、下がサイドバルブ)。 フライホイールにくっ付いてる一式ですね。コンロッド(レシプロ運動コラム1 2 3を参照)の根っこクランクピン、フライホイールの軸と連結しているピニオンシャフト、スプロケットシャフト。 小さい、かわいい、コロコロしてる、サイドバルブパーツ。

070817sv01

フライホイール比較。回転することでエンジンの動力を生み出します。エンジンの出力にとっても大切。 (左がビッグツイン、右がサイドバルブ)。やっぱ、排気量、回転出力の差もあって明らかにケイが違うなぁ。1340ccと750ccの比較です。

070817sv02

ピストン比較。(右がビッグツイン、左がサイドバルブ)、ドーム型ピストンとフラット型ピストンです。 燃焼室が小さいサイドバルブは効率よく均等に爆発圧縮の力を生み出すため平たいです。燃焼室が大きなショベルヘッドは爆発圧縮をより力強くロスなく動力に変えれるドーム型。

070817sv03

シリンダーとヘッド。ビッグツインはヘッド部にバルブが付いてますね。

070817sv04

シリンダーとヘッド。サイドバルブは一体式。ほら、とってもシンプル構造だなぁ。

070817sv05

試運転が今から楽しみです。高出力が苦手なサイドバルブ、基本的にのんびりやさん。ゆったりとしたハーレーライフが送れちゃいます。 (この間某バイクエディターさんも「俺もイイ年だからサイドバルブだなぁ」なんて言ってました…。大人のハーレー、すね) 今後も続けますよ、サイドバルブ考察! 次の作業に進むまで少々お待ちを…。